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早坂 信哉 医師

私たちが毎日行なえることは、実は、”幸せ”への近道!?大規模調査による驚きの結果が明らかに

こんにちは。コラムを担当します早坂信哉と申します。
お風呂や温泉と健康の関係について大学などで医学的に研究している温泉療法専門医です。
お風呂や温泉について、皆様が気になることや関心があるテーマについて、正しい情報を分かりやすく解説していきます。このコラムが皆さまの健康づくりにお役に立つことを願っております。

「幸福度」---。最近よく耳にするようになったこの言葉。

それもそのはず、国連(国際連合)は2012年から幸福度調査というものをスタートしており、各専門分野でもあらゆる条件から幸福度の調査を行なっており、メディアに取り上げられることが多くなりましたよね。

2005年の或る発展途上国での幸福度調査では「あなたは幸せですか?」という質問に対してなんと国民の97%の人が「はい」を回答したという結果があり、このような調査などから最近では、物質的豊かさだけではなく精神的豊かさにも注目されるようになってきました。

どういうことかと言いますと、お金で良い暮らしをしたり良いものを買ったりする「物質的豊かさ」だけではなく、何かを知ったり感じたりすることで感じる「精神的豊かさ」がとても大事ということです。
ところで、お風呂に入るととても気持ちよく、幸せな気分になりますよね。そこで、私の研究テーマでもある「入浴」に着目し、入浴と幸福度の関係性を男女各3,000人、計6,000人を対象に大規模調査し、解析しましたので、ご紹介致します。

これは2012年11月から12月に行った調査で、回答があった毎日お風呂に入る人1,368人とお風呂に入らない人1,526人を対象に解析をしました。すると、毎日お風呂に入る人の幸福度(%)は54%、毎日お風呂を入らない人の幸福度は44%という驚きの結果が出ました。

図:毎日お風呂に入る人の幸福度に関するデータ

これは、お風呂に浸かった時に感じる「気持ちいい」といったリラックス状態がうまく数値化されたものと考えられます。

この結果より幸福度を上げるためには毎日の入浴が効果的と考えられます。 毎日シャワーで済ませてしまう方や朝に入る方など、ライフスタイルはさまざまかと思います。しかし、毎日湯船に浸かることでリラックス効果を促し幸福感が高まりますので、是非毎日湯船に浸かりハッピー体質を手に入れましょう。

また、広い浴槽の方がリラックスの脳波であるα(アルファー)波が出やすくなるという実験報告もあります。景色を楽しみながら浸かったり、広い浴槽で開放感を味わいながら浸かることで、リラックス効果を高め幸福感を更に高めることに期待できますよ!

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