入浴等により体が温まると免疫力がアップするとよく言われます。特に温泉は溶け込んでいるミネラル成分の効果で体温が上がり、家庭のお風呂と比べよく温まることが実験から判明。
その他にも疲れを癒したりと痛みをとったりと様々な効果がありますが、今最も気になるのは免疫機能のアップではないでしょうか。
お近くの湯楽の里•喜楽里で健やかな入浴習慣を実践し、病気に負けない強い体を作りましょう!

- 監修:医師 早坂信哉さん
- 東京都市大学人間科学部教授・温泉療法専門医・博士(医学)。自治医科大学医学部卒業、同大学大学院修了。生活習慣としての入浴を医学的に研究する第一人者。ユニークな研究が注目を集め、メディア出演や活動も多数出演。著書に『最高の入浴法』(大和書房)

具体的には「体内の免疫細胞が正常に働く」ということ。温泉等に関する研究によると、温かい湯に一定時間浸かることで体内の免疫細胞が増加し、活性化することが分かっています。代表的な免疫細胞「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」は体内の異物、例えばガン細胞やウイルスを攻撃する働きを有しています。NK細胞が増加すれば、必然的に体の免疫カアップにつながることに。また温泉への入浴により唾液中の免疫物質「lgA抗体」が増加するという報告も!

私たちが生きていくための重要な細胞は、血液から栄養と酸索をもらい、不要となった二酸化炭素や老廃物を血液に排出しています。つまり人の体は「血液の流れ」が肝要で、健康体を維持するためにも大切な役割を果たしています。そこで改めて注目したいのが、温泉等への入浴で得られる「温熱作用」とそのメカニズム。温かい湯に浸かることにより体の表面が温められた後、皮虜の下にも熱が伝わり血管の拡張が起きることで血流が良くなります。併せて免疫細胞も体の隅々にまで行き渡り、その機能を正常に果たすことができます。特に「炭酸泉」は血流を5倍にアップさせる効果が期待できるため、定期的な炭酸泉の人浴がおすすめです。
湯楽の里・喜楽里、全22店舗に高濃度炭酸泉を導入しています。
免疫細胞は血液で全身に運ばれます。そのため血流を改善することは免疫機能改善に役立つと考えられています
- 毎日の入浴は主観的健康感(自覚する健康状態)が良くなる
- 「幸福感」が高くなる
- 3年後、要介護状態になるリスクが29%減少する

一方で免疫細胞の増加や活性化は一時的なものである、という研究結果もあります。そこでもう少し広い視野でみると、温泉には単に免疫細胞を増やすことだけでなく、ストレスや痛みを緩和したり、良い睡眠につながったりと多くの健康効果が期待できます。また、立ち上る湯気の効果も見逃せません。鼻腔や気管には「線毛」と呼ばれる細かな毛が生えており、細かく振動して異物を外に排出しようとする免疫機能の一つ。温泉へ入浴時に湯気を吸い込むことで、気道の異物排出機能を正常化してくれます。海外では温泉の湯気を吸い込むことは医療として今も活用されています。さらには広々とした浴槽でゆったりとぬるめの湯に浸かると副交感神経が刺激され、リラックス効果が高まります。ストレスが高くなると免疫機能が落ちてくるため、温泉でストレスを軽減することで免疫機能の維持につながります。
疲労回復に大切なのは「血液循環」と「自律神経」、そして「湯舟に浸かること」
- 温度は40℃
- 「全身浴」で肩まで浸かる
- 浸かる時間は10分から15分
- 入浴剤でリラックス効果アップ
- 入浴剤は温熱効果を逃さない
睡眠の質がアップする「深く眠れる入浴法」
- ①「副交感神経優位」に切り替えておく
- ②お風呂は就寝の「1~2時間前に」
- ③夕食から就寝までは「2時間あける」


船橋温泉 湯楽の里、つくば温泉 喜楽里別邸は通常10回分の入館回数券を11回分(1回分プラス)で販売となります。
※招待券はつきません。
- ※回数券は土・休日・特定日も差額なくご利用いただけます。
- ※回数券には有効期限がございます。
- ※招待券は有効期限2020年12月31日(木)
期間中 9/19(土)~9/27(日)各店舗にて独自イベントも開催!
お近くの店舗、気になる店舗のイベント情報をチェック!!
本格的な露天風呂など多彩な湯が楽しめる
ゆったりとくつろぐ大人の時間を楽しめる
[小学生以上から利用可]
- 宮沢湖温泉 喜楽里別邸(飯能市)
- ひたちなか温泉 喜楽里別邸(ひたちなか市)
- つくば温泉 喜楽里別邸(つくば市)
[中学生以上から利用可]
- 溝口温泉 喜楽里(川崎市)
温泉は、多面的に免疫力の維持向上に役立つと言えるでしょう。
温泉を積極的に元気に過ごし、温泉での入浴を続けることが総合的な効果としてウイルスに負けない免疫力のある体づくりにつながるのではないでしょうか。